ペット共生住宅
『ペット共生住宅』とは、人とペットの快適な暮らしを考慮した住宅のことです。
今やペットは大切な家族の一員となり、私たちと共に暮らしています。
少子・高齢化や核家族化の進む現代社会においては、大好きなペットと一緒に生活することにより、寂しさやストレスから解消され、豊かな潤いある生活等を求めようとする人が増えています。
このような状況では、ペットも可愛がる存在(愛玩動物)から、共に生活するパートナーといえる存在になりつつあります。
大好きなペットと、ずっと一緒にいたいから、人とペットが幸せに暮らせる場を目指して、ペット共生住宅を真剣に考える必要があります。
ただ、ペットを飼える住宅というだけではなく、大事なペットにとっても安全であるばかりでなく、飼い主にとっても住みやすく、来訪者にも配慮された、誰もが気持ちよく暮らせる快適な共生空間であることが大切なのです。
「のどが痛い」「風邪をひいたみたいにだるい」「目が充血した」等シックハウスの問題は合板や壁紙に使用されている接着剤などが原因といわれますが、意外とペットが最大の被害者なのです。
だから、逆の意味で、ペットにやさしい家は、子どもやお年よりにもやさしい家になるのですです。
嗅覚が発達した犬、ネコの状況から、ペットに優しい住宅は「子供」高齢者に優しい究極の健康住宅といえます。
ペットと快適に暮らす家づくり『ペット共生住宅』の設計が家族の安らぎ、家族の豊かな生活にとって欠かせない「ライフスタイル」になろうとしている時代がきています。
具体的に「ペット共生住宅」とはどのような住宅なのでしょうか。
滑らない床、清潔な床、トイレスペース、さらには玄関での足洗い場や壁や床をペット対応にすることなど、このような工夫を随所に施している住宅なのです。