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シックハウス

シックハウスが社会的な問題となり平成14年に国土交通省が建材に含まれるホルムアルデヒドの規制と換気について告示を行いました。


シックハウス症候群とは
シックハウス症候群とは、住宅の新築や改装工事後、住宅建材から室内に発生する揮発性化学物質やダニアレルゲンが原因で体調不良または健康障害を引き起こす事と言われていますが、未だその定義は明確にされておりません。

主な症状としては頭痛、喉の痛み、眼の痛み、鼻炎、嘔吐、呼吸器障害、めまい、皮膚炎などが上げられていますが、 病気としてのメカニズムと治療法も解明されておらず、医療分野でも対応が整備されていないのが現状です。

この現状を踏まえると、建材メーカー、施工者のみならず消費者も自らの手で安全、健康を確保する事を考えなくてはいけないようです。


●シックハウス症候群と化学物質過敏症の違い 
シックハウス症候群同様、化学物質過敏症もまた同じような症状があります。

但し、シックハウス症候群は住居内での知覚症状が多いのに対し、化学物質過敏症はあらゆる環境において過敏に反応し、排気ガスやタバコの煙など大気中の化学物質をはじめ、化粧品や洗剤などに含まれる微量の化学物質にも反応してしまいます。

そのため日常生活にも大きな支障をきたす場合が多く、自宅を離れ療養生活を余儀なくされている方も少なくありません。

いずれも発症の原因は、日常生活のうえで最も多い時間を過ごす住居内の化学物質汚染によるものが多いと考えられており、現に新築・リフォーム後に突然発症したという例が多数報告されています。

但し、発症時期とその可能性については個人差が大きく、それが原因解明の妨げにもなっているようです。


●シックハウス対策の規制を受ける化学物質 
クロルピリホス及びホルムアルデヒドが該当します。

居室を有する建築物には、クロルピリホスを添加した建築材料の使用が禁止されています。

ホルムアルデヒド発散建築材料は内装の仕上げの面積制限が設けられています。

それと同時に、換気設備の設置が義務付けられています。

天井裏等も同様に下地材をホルムアルデヒドの発散の少ない建築材料とするか、機械換気設備を天井裏等も換気できる構造とする必要があります。

建築基準法に基づくシックハウス対策に係る規制は、平成15年7月1日以降に着工された建築物(同年6月以前に確認済証の交付を受けたものを含みます。)に適用され、同年6月以前に着工されたものには適用されていません。

最近の住宅は居住環境の快適性が求められることから、気密性・断熱性が高まるとともに、外出の多いライフスタイルによる換気不足など、住スタイルの変化そのものも『シックハウス症候群』の要因として考えられています。

国土交通省による規制が出てからは、住宅業界を挙げて対策に取り組んでいますのでシックハウス問題は沈静化されましたが、化学物質の反応は個人差がありますので住宅を取得する際には慎重に、過敏症の方は医師と相談しながら進めましょう。
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「建築家」の定義

建築家と呼ばれる人達が住宅雑誌の誌面を賑わせていますが「建築家」の定義とは何でしょうか?

日本建築家協会のHPを見てみると、「建築家(architect)」とは建築の設計や監理、その他関連業務など建築関係のプロフェッショナルサービスを提供する職業です。

そして建築家協会とは建築家による職能団体です、とあります。

http://www.jia.or.jp/guide/architect/main.htm

何だか法律の条文みたいで人によっては難しいかもしれません築士の資格を取得している人でも一割以外は設計の経験がない。

そのため、米国やヨーロッパなどにみられるような建築家としての地位は存在してなく、あくまでも個人の自称に留まっているのが現実である。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BB%BA%E7%AF%89%E5%AE%B6 より引用。

建築家とデザイナーの違いをウィキペディアで見てみますと、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BB%BA%E7%AF%89%E5%AE%B6#.E5.BB.BA.E7.AF.89.E5.AE.B6.E3.81.A8.E3.83.87.E3.82.B6.E3.82.A4.E3.83.8A.E3.83.BC  より引用。

現在の日本においては、必ずしも「建築家」の明確な定義がされてなく、たとえ国家資格である建建築家は建築のデザイン(意匠)を行っているので、デザイナーと呼べないこともない。

しかし、建築家は計画、意匠、監理までに関わるものであり、単なるデザイナーではない。

欧米では設計事務所に勤めるものを建築デザイナーen:Architectural_Designerと称している。

日本でも近年、組織によっては(欧米式にならい)その人の経験によって「ジュニア・デザイナー、シニア・デザイナー、 プロジェクト・チーフ」あるいは 「意匠設計者」「アーキテクチュラル・デザイナー」などと称している例がある。

また、特に個人住宅や小規模店舗の建築を行う建築家やインテリアデザインやリフォームなどの内装を重視するケースについては、「建築デザイナー」などと呼ぶ例も出てきている。

アーツ・アンド・クラフツ運動によって生活と芸術の統一が課題になり、それを受け継いだドイツ工作連盟によって芸術と産業の統一が意図され、デザインの重要性が認識されるようになった。

(建築家兼デザイナーの例として、ペーター・ベーレンス、ヘリット・リートフェルトらが挙げられる)。

(保留)デザイナーという呼び方がされないのは、日本の建築家のデザイナーという呼称に対する偏見等に基づいているという考え方や、日本において「デザイナー」の言葉がもともとむしろグラフィックデザイナーやファッションデザイナーを意味していたことが理由であるなどの説もある。

少なくとも1級建築士=建築家という単純な図式ではありませんが、建築文化を担ってきた人たちの総称と言っても過言ではありません。
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シックハウス

シックハウス事例 (札幌)

日経BPの記事を読んでいたら、換気システムを装備しながらシックハウスになってしまった、とんでもない事件が載っていました。

以下、記事です。

2003年7月の建築基準法シックハウス規制施行後に引き渡された戸建て住宅で、ユーザーがシックハウス症候群になる事件が起きた。

問題の住宅は換気量計算を行って法に沿った容量を確保できる第三種換気システムを取り付けていたが、実際には換気ユニットを「強運転」にしてもシステムは作動しない状態だった。

この事件は2006年11月、札幌地方裁判所へ提訴されたもの。

ユーザーのAさんは04年2月末、札幌市内の住宅会社B社と戸建て鉄骨造住宅の工事請負契約を締結し、同6月末に引き渡しを受けた。

工事費は追加工事などを含めて約3200万円で、現金払いだった。

引き渡しから1年後、Aさんは体調を崩した。

新居の室内にいると頭がぼうっとして息苦しく、ついには、胸の痛みや吐き気を感じるようになった。

新居以外の場所ではこうした症状は出なかったという。

シックハウス症候群の典型といえる状態だった。

B社は「外断熱」をうたうが、Aさんは室内を異様に寒く感じた。

第三者の建築士に相談したところ、シックハウスによる知覚過敏ではないかと聞かされた。

「北海道では旭川医科大学がシックハウスに詳しいと聞き、受診したところ、医師から『この家に住んでいる限りは治らない』、『血中ガス濃度から見ると、シックハウスというよりトルエン中毒に近い』などと診断され、とてもショックだった」(Aさん)Aさんは建築士と協議したうえで弁護士に相談し、建築紛争審査会などを経て、B社を訴えた。

詳細は、SAFETY JAPAN http://www.nikkeibp.co.jp/sj/case/08/ の記事本文をご覧ください。


ここまで。


結局この会社は今年の19年1月に自己破産したようです。

大体の目星はついてますが裏づけは今時点で取れていないので社名は出せませんが・・

住宅業界の方ならご存知だと思います。

住宅雑誌に記事風の広告が出ていた会社だと思われます。

記事のように見える広告・・・

住宅雑誌には悲しいかな純然たる記事は極めて少ないのです。
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