イームズ eames


イームズ(eames)というと、ミッドセンチュリーを代表するオシャレでモダンな家具として有名ですね。

イームズ家具の特徴は、その独創性に溢れた斬新なデザインにあります。
モダンでありながらも古き良き時代とマッチし、優れた機能美は絶大な賞賛を受けています。
見た目の満足感だけではなく、非常に使いやすいことから世界中に多数の愛好者がいて、現在でも幅広い年齢層に支持されている人気のブランドであるわけです。
このイームズ(eames)、実はアメリカのチャールズ・イームズ(charles Eames)とレイ・イームズ(Ray Eames)夫妻がデザインした家具ということでこの名前がついたわけです。
1936年、フィンランド人の建築家エリエル・サーリネンの招待で、イームズはミシガンのクランブルックアートスクールに奨学生として入学し、その後その学院で教壇にも立つことにもなったわけですが、彼のデザインのベースがこの時期に形成されたと言えるでしょう。
1940年に開かれたオーガニックデザインコンペに親友のエーロ・サーリネンと共に応募し、６部門中２部門で優勝しましたが、エリエル・サーリネンの息子であるエーロ・サーリネンとのコラボレーションが革新的でモダンなデザイン家具誕生のきっかけになったわけです。

翌年レイと再婚し、1950年代には夫婦共同で精力的にデザインを進化させました。
イームズの家具がここまで多くの人に浸透したのはハーマン・ミラー社との関係が大きく影響しています。
イームズ家具のデザインと機能の優秀性を高く評価したハーマン・ミラーは1946年にイームズ家具の販売権を得て、後年その製造も引き継ぎました。

現在でもハーマン・ミラー社を通じてイームズ家具の正規品を購入することができます。
現在のデザイナーたちにも多大な影響をあたえいるイームズ。
それゆえ人気が高く、オリジナルのイームズビンテージ家具には高値がついています。
チャンスがあれば手に入れたい思っている人が多いのではないでしょうか。