イームズ シェル


イームズのシェルシリーズと言えば椅子（チェア）の中でも代表的なものとして有名です。

イームズは1940年代から活躍した家具デザイナーで、その代表的なチェアの一つがシェル、もしくはアームズシェル（Eames Shell Armchair）と呼ばれているもので、数多くのバリエーションがあります。
イームズは1950年代を中心にして家具だけではなく多くの工業デザインなどに影響を与え、その影響を受けなかったものはないのではないかと言われているほどです。

ハーマンミラー社にデザインを提供して作られたイームズシェルサイドチェアはその代表で、1948年に開催されたローコスト家具デザイン国際コンペに出品したものをベースにしたものです。


RAR（Rocking Armchair Rod Base）は1968年頃まで販売されていた人気のロッキングチェアの復刻版。

DAW（Dining Height Armchair Wood Base）は木製レッグ（脚）が付いたタイプ。

DAR（Dining Height Armchair R-Wire Base）はエッフェルベースと呼ばれる脚が付いたタイプ。

DAX（Dining Height Armchair X-Base）は強度の高いH型の4本脚が付いたタイプ。

このように多くのバリエーションがあるイームズのシェルチェアーは今でも世界で広く愛されています。