マンション　買値

マンションの買値は中古の場合と、新築の場合とではどの様に変わってくるのでしょうか。
まず新築は、１日でも住んだら中古となります。
投資物件などに多いのが、住んでいなくとも、名義が変ればそれも中古物件。
中古になった時点で、どんなに新しくとも、使っていなくともマンションの買値は中古として査定されます。
マンションの買値（販売価格）を下げて売りやすく、購入者には魅力的に見せる為に、この修繕費を低く抑えすぎているマンションの買値が最近目立ってきています。
例えば、最近のマンションはオートロックであったり、テレビカメラを導入されていたり、セキュリティー面、そして大きなマンションになると、住人の専用の娯楽ルーム等の共有スペースがあったりと、非常に設備が整ったものが多いです。
そして、これらの設備は入れたら終わりではなく、それを管理する必要があります。
管理人を雇えばその人件費、そして機器のメンテナンス・保守費用、これらは全部、住人達の修繕積立金に含まれます。
そして、いざ立て替えや修復となった際に、その費用が足りない！ということに陥ります。
その他にも、駐車場スペースはかからないとしている所等も注意が必要です。
マンションの買値と修繕積立金の内容はよく確認しましょう。
そして、可能な限りマンションの買値を下げたいという方は、昨今の経済情勢もあり、何が何でも新築でなければならないという方以外は、今は放って置いても値が下がっていますし、もう一・二年様子をみることをお薦めします。