特定 優良 賃貸 住宅
特定優良賃貸住宅が人気を集めています。
その理由として一番に挙げられるのがなんと言っても家賃の安さでしょう。
これは府や市などの地方自治体が補助金を出してくれるからです。
ではどうして補助金を出してくれるのでしょうか。
それらも含めて特定優良賃貸住宅について調べてみました。
特定優良賃貸住宅は法律で定められた建築基準をもとに立てられているので分譲マンションと同じようなグレードの高いマンションと言えます。
さらに自治体によっては国の基準にプラスして独自の基準を設けているケースもあります。
そして主な特徴にはどのようなものがあるのか調べてみました。
まず最初に専有面積が50㎡以上であることが挙げられます。
これは2LDKから3LDKが中心であると考えればわかりやすいでしょう。
次に天井高に関しては2.3m以上であることが決められています。
さらに床に段差がないことも重要な要素です。
それから転倒による怪我を防止するためにトイレや浴室には手すりがついているバリアフリー設計であることも大切です。
火災予防に関しては耐火または準耐火構造であること。
収納スペースに目を向ければ専有面積の9%以上が確保してあることなどが注目する点でしょう。
さらに付け加えるならば、オートロックやシステムキッチンも外せません。
そして浴室追い炊き機能などなどそれはまるで充実した設備のマンションそのものです。
また気になる費用に関してですが、これに関しては府や県、市からの家賃の補助があります。
これは入居者のランク(負担区分)に応じて支給されるものです。
つまり特定優良賃貸住宅には一般の賃貸マンションの相場に合わせた家賃が設定されているのですが入居者はその契約家賃から補助金を引いた金額を入居者負担額として支払い入居することが出来るというわけです。
さらに特定優良賃貸住宅は住宅を必要とする人への補助が目的なのであり仲介手数料や契約に際しての様々な費用が不要です。
ではどのような人が特定優良賃貸住宅を利用することが出来るのでしょうか。
申し込み資格がある人とは以下のような条件を満たしていなければなりません。
(世帯、各自治体により条件が変わる場合もありますので注意して下さい)。
まず日本国籍の人であること、もしくは外国人登録を受けている人であること。
次に自ら居住するのに住宅が必要な人です。
次に一緒に住んでいる人、またはこれから一緒に住む予定の親族の方。
さらに婚約者と共に申し込みのケースにおいては入居から数えて三ヶ月以内には入籍可能な人であること。
そして一名ではありますが連帯保証人を立てられることが出来る人などの条件があります。
これらの条件を満たしておられる方はぜひ特定優良賃貸住宅を利用されてはいかがでしょうか。