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安全な住宅地域とは
家を建てるには、土地が必要です。
自分の土地を持っている人は、そこに建てればいいし、住みたい場所が決まっているなら、その地域に当たって土地を探すことになります。
でも、住宅をどこに建てるかは、安全な地域を探すことが最優先です。
はじめに「コスト」をはじき出す。
次に「安全」な土地をピックアップする。
そして、その中で「住んでもよい」ところを選ぶのが、正しい探し方と思います。
「住みたい」地域とは必ずしも一致しないかもしれませんけど、将来的な安心を買うのですから、摺り合わせは必要です。
住んで快適な地域と言えば、交通・買い物・施設の利便性を考えそうです。
加えるならば、自然環境や景観も大切ですね。
しかし、とりあえずこれらは横においておきます。
安全性を重視するのですから、買い物は二の次です。
ここで、近年の災害を思い出してみてください。
洪水・土砂災害・津波・大波・地震・台風などなど、いくらでも思いつきます。
竜巻まで発生しました。
これらの状況を逆に考えれば、どこの土地・どのような地盤が安全なのか、ある程度見当がつきますね。
まず、水に対する安全性。
沿岸部や大きな河川の側は危険です。
また、河川とは無縁のようで、以外に危険なのが、下流部の低地帯です。
上流で大きな支流がいくつも分岐合流していたり、堤防が低くなっていたり、川の方が住宅地域よりも高い土地なども珍しくありません。
住むなんてもってのほかですが、日本には結構多い形態なんです。
温暖化の影響で、年々降水量が増え、また、海水面も上昇しているのですから、遠くない将来に、海・河川などの水近辺の集落は破綻すると考えます。
これから改めて建築するには、リスクが高すぎるといえます。
次に、土砂に対する安全性。
長雨などで緩んだ地盤が、下流部に向かって押し寄せるのが土砂災害です。
地震が引き金になることもあります。
上から流れてくる土石流に遭う場合と、自分の住宅の地盤が崩れて土石流になる場合とが考えられますね。
これを避けるため、山すそや、急な斜面の土地は購入しないようにします。
では、どこの土地がいいのかといえば、答えに窮します。
極端に地盤の高い土地や低地でなければ、比較的安全に住めるのですから。
ただ、引き算で考えていけば、緩やかな斜面(=丘の上)がベターではないか言えます。
丘は、風もよく通るし、地盤も砂や礫の可能性が高いので、湿気の心配も少ない。
地すべりや地盤沈下の危険が非常に少なく、基礎コストが小さい。
水が押し寄せない。
などなど、いいこと尽くめです。
ただし、こういう土地は先住民族が多いので、昔から集落として発達してきているところが問題といえば問題です。
つまり土地価格が高い傾向にあるのです。
最初に言ったとおり、コスト面と安全性のバランスを取りつつ、土地を探すことです。
その上で自分の、社会的環境に見合った場所を決定してくださいね。
家を建てるには、土地が必要です。
自分の土地を持っている人は、そこに建てればいいし、住みたい場所が決まっているなら、その地域に当たって土地を探すことになります。
でも、住宅をどこに建てるかは、安全な地域を探すことが最優先です。
はじめに「コスト」をはじき出す。
次に「安全」な土地をピックアップする。
そして、その中で「住んでもよい」ところを選ぶのが、正しい探し方と思います。
「住みたい」地域とは必ずしも一致しないかもしれませんけど、将来的な安心を買うのですから、摺り合わせは必要です。
住んで快適な地域と言えば、交通・買い物・施設の利便性を考えそうです。
加えるならば、自然環境や景観も大切ですね。
しかし、とりあえずこれらは横においておきます。
安全性を重視するのですから、買い物は二の次です。
ここで、近年の災害を思い出してみてください。
洪水・土砂災害・津波・大波・地震・台風などなど、いくらでも思いつきます。
竜巻まで発生しました。
これらの状況を逆に考えれば、どこの土地・どのような地盤が安全なのか、ある程度見当がつきますね。
まず、水に対する安全性。
沿岸部や大きな河川の側は危険です。
また、河川とは無縁のようで、以外に危険なのが、下流部の低地帯です。
上流で大きな支流がいくつも分岐合流していたり、堤防が低くなっていたり、川の方が住宅地域よりも高い土地なども珍しくありません。
住むなんてもってのほかですが、日本には結構多い形態なんです。
温暖化の影響で、年々降水量が増え、また、海水面も上昇しているのですから、遠くない将来に、海・河川などの水近辺の集落は破綻すると考えます。
これから改めて建築するには、リスクが高すぎるといえます。
次に、土砂に対する安全性。
長雨などで緩んだ地盤が、下流部に向かって押し寄せるのが土砂災害です。
地震が引き金になることもあります。
上から流れてくる土石流に遭う場合と、自分の住宅の地盤が崩れて土石流になる場合とが考えられますね。
これを避けるため、山すそや、急な斜面の土地は購入しないようにします。
では、どこの土地がいいのかといえば、答えに窮します。
極端に地盤の高い土地や低地でなければ、比較的安全に住めるのですから。
ただ、引き算で考えていけば、緩やかな斜面(=丘の上)がベターではないか言えます。
丘は、風もよく通るし、地盤も砂や礫の可能性が高いので、湿気の心配も少ない。
地すべりや地盤沈下の危険が非常に少なく、基礎コストが小さい。
水が押し寄せない。
などなど、いいこと尽くめです。
ただし、こういう土地は先住民族が多いので、昔から集落として発達してきているところが問題といえば問題です。
つまり土地価格が高い傾向にあるのです。
最初に言ったとおり、コスト面と安全性のバランスを取りつつ、土地を探すことです。
その上で自分の、社会的環境に見合った場所を決定してくださいね。
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ローコスト住宅の定義
ローコスト住宅を謳っている住宅会社を新聞の折込チラシや住宅雑誌でよく見かけます。
コストが抑えられた良い住宅を建てたいと思うのは、住宅を建てる施主の立場であれば誰もが望むところです。
ローコスト住宅の定義は様々で、1000万以下の家を指す人もいれば、あくまで坪単価の問題で、木造だと設備込みの工事費が坪50万円以下、鉄骨だと坪60万円以下、鉄筋コンクリートだと坪70万円以下と言う人もいます。
住宅業界統一のローコスト住宅という定義は特にないようですが、一概に無駄を徹底的に省き、限られた予算の中で素材や工法などを工夫してつくられる住宅の事と考えるのが現実的なようです。
価格的には 概ね 坪単価40万円以下 の価格の住宅に使われることが多いようです。
家の大きさに対して無駄なコストが かからないように、四角形で平面形の総2階の外形、内部の間仕切も最小限にして、室内ドアなど建具数を減らしたプランが一般的です。
さらに、屋根材・外壁材・サッシ・内装材・設備機器も、最低限の機能をクリアしたもので選定されるケースが多いのですが、中には全国数100社の住宅会社とネットワークをつくって、共同で建築資材を安く仕入れていたり、現場の建設過程の効率化によって工事期間を短縮し、人件費を減らして間取りや内装などは自由に設計できるシステムを導入したフランチャイズ方式の工務店もあります。
ローコスト住宅 と普通の住宅 との違いですが、ローコスト住宅 は、建物面積当り トータルでコストを下げられるように設計された住宅ですが、普通の住宅 という場合、普通という捉え方も人によって違いますが、その違いは、ローコストになるように意図的に設計された住宅と、その時代の認識で誰もが普通程度と思う、期待に答えられるように設計された住宅の違いのようです。
しかし、「ローコスト」というのは、そう言えば住宅が安くなる、というような魔法の言葉ではなく、その意味や内容をしっかり理解した上で計画に臨むことが大切です。
いろいろなものに適正な価格があるように、住宅についても適正な価格というものが存在します。
過剰なスペックや無駄な工程を省くことは大切ですが、コスト削減だけを目的としてしまうと、「安かろう悪かろう」という家になりがちですし、何よりも大切な安全かつ快適に住まうという家としての基本的な性能が疎かになってしまう可能性も否めません。
ローコスト住宅を作るに当っては、しっかりした基本性能を確保しつつも、施主自身が要望を整理し要点を絞って、無駄なコストを抑えるようにすることが大切です。
ローコスト住宅を謳っている住宅会社を新聞の折込チラシや住宅雑誌でよく見かけます。
コストが抑えられた良い住宅を建てたいと思うのは、住宅を建てる施主の立場であれば誰もが望むところです。
ローコスト住宅の定義は様々で、1000万以下の家を指す人もいれば、あくまで坪単価の問題で、木造だと設備込みの工事費が坪50万円以下、鉄骨だと坪60万円以下、鉄筋コンクリートだと坪70万円以下と言う人もいます。
住宅業界統一のローコスト住宅という定義は特にないようですが、一概に無駄を徹底的に省き、限られた予算の中で素材や工法などを工夫してつくられる住宅の事と考えるのが現実的なようです。
価格的には 概ね 坪単価40万円以下 の価格の住宅に使われることが多いようです。
家の大きさに対して無駄なコストが かからないように、四角形で平面形の総2階の外形、内部の間仕切も最小限にして、室内ドアなど建具数を減らしたプランが一般的です。
さらに、屋根材・外壁材・サッシ・内装材・設備機器も、最低限の機能をクリアしたもので選定されるケースが多いのですが、中には全国数100社の住宅会社とネットワークをつくって、共同で建築資材を安く仕入れていたり、現場の建設過程の効率化によって工事期間を短縮し、人件費を減らして間取りや内装などは自由に設計できるシステムを導入したフランチャイズ方式の工務店もあります。
ローコスト住宅 と普通の住宅 との違いですが、ローコスト住宅 は、建物面積当り トータルでコストを下げられるように設計された住宅ですが、普通の住宅 という場合、普通という捉え方も人によって違いますが、その違いは、ローコストになるように意図的に設計された住宅と、その時代の認識で誰もが普通程度と思う、期待に答えられるように設計された住宅の違いのようです。
しかし、「ローコスト」というのは、そう言えば住宅が安くなる、というような魔法の言葉ではなく、その意味や内容をしっかり理解した上で計画に臨むことが大切です。
いろいろなものに適正な価格があるように、住宅についても適正な価格というものが存在します。
過剰なスペックや無駄な工程を省くことは大切ですが、コスト削減だけを目的としてしまうと、「安かろう悪かろう」という家になりがちですし、何よりも大切な安全かつ快適に住まうという家としての基本的な性能が疎かになってしまう可能性も否めません。
ローコスト住宅を作るに当っては、しっかりした基本性能を確保しつつも、施主自身が要望を整理し要点を絞って、無駄なコストを抑えるようにすることが大切です。
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ローコスト床暖房
住宅のコストに大きく影響してくる暖房。
寒い季節には、ときに命にかかわるのが暖房システムですが、設備費やランニングコストはできる限り切り詰めたいのも本音。
暖房にもいろいろありますが、床暖房について考えます。
床暖房は下から暖めるので、冷え性の人でも足元が快適。
システムの元がひとつに集約されているから、各部屋に暖房器具を置くこともなく、どの部屋も広く使えるのが大きなメリットです。
床暖房は、吹き抜けが高く開いた場所や、閉ざされていないLDKなどに適しているといわれます。
また、全室を床暖房にするのなら、床面積の60%が目安ともいいます。
どこをどのように床暖房にするのかは、全体的なコストもを考えて必要な場所をよく吟味することが大事です。
近年では珍しくなくなった床暖房ですが、どのようなタイプがあるのでしょうか。
床暖房には、電気式と温水式があります。
電気式床暖房は、電熱線のヒーターで暖めます。
導入コストが比較的安く、メンテナンスも容易です。
また、スイッチを入れてから暖まるまでの立ち上がりが早いのもメリット。
電気式のデメリットはランニングコスト。
電気を熱に変換するのは、エネルギー的にロスが多く、価格的に高くなります。
一方の温水式床暖房はお湯を流して暖めます。
熱源はガスや灯油になります。
導入コストは、電気式に比べて割り高で、修理コストも電気式より高い。
水漏れが起きた場合もれた箇所の特定が難しいなど、とかくお金がかかる印象です。
デメリットばかりが目立ちますが、ランニングコストが安いというメリットもあります。
電気・温水どちらをとるかは、使い方によるでしょう。
電気式はシステムが小さくできるので、部分的な設置にも適しています。
頻繁な、暖房の「入り切り」にも対応できるので、それほど寒くない地方に向いています。
温水式は、広い住宅・冬期連続運転の住宅などに向いています。
温水式には、エコキュートというタイプも登場しました。
ヒートポンプや電気を使ったものです。
なお、床材にも床暖房に特化ものがあります。
施工の手間が少なく温度の伝達効率も良いので、導入・ランニングともにコストが抑えられます。
住宅のコストに大きく影響してくる暖房。
寒い季節には、ときに命にかかわるのが暖房システムですが、設備費やランニングコストはできる限り切り詰めたいのも本音。
暖房にもいろいろありますが、床暖房について考えます。
床暖房は下から暖めるので、冷え性の人でも足元が快適。
システムの元がひとつに集約されているから、各部屋に暖房器具を置くこともなく、どの部屋も広く使えるのが大きなメリットです。
床暖房は、吹き抜けが高く開いた場所や、閉ざされていないLDKなどに適しているといわれます。
また、全室を床暖房にするのなら、床面積の60%が目安ともいいます。
どこをどのように床暖房にするのかは、全体的なコストもを考えて必要な場所をよく吟味することが大事です。
近年では珍しくなくなった床暖房ですが、どのようなタイプがあるのでしょうか。
床暖房には、電気式と温水式があります。
電気式床暖房は、電熱線のヒーターで暖めます。
導入コストが比較的安く、メンテナンスも容易です。
また、スイッチを入れてから暖まるまでの立ち上がりが早いのもメリット。
電気式のデメリットはランニングコスト。
電気を熱に変換するのは、エネルギー的にロスが多く、価格的に高くなります。
一方の温水式床暖房はお湯を流して暖めます。
熱源はガスや灯油になります。
導入コストは、電気式に比べて割り高で、修理コストも電気式より高い。
水漏れが起きた場合もれた箇所の特定が難しいなど、とかくお金がかかる印象です。
デメリットばかりが目立ちますが、ランニングコストが安いというメリットもあります。
電気・温水どちらをとるかは、使い方によるでしょう。
電気式はシステムが小さくできるので、部分的な設置にも適しています。
頻繁な、暖房の「入り切り」にも対応できるので、それほど寒くない地方に向いています。
温水式は、広い住宅・冬期連続運転の住宅などに向いています。
温水式には、エコキュートというタイプも登場しました。
ヒートポンプや電気を使ったものです。
なお、床材にも床暖房に特化ものがあります。
施工の手間が少なく温度の伝達効率も良いので、導入・ランニングともにコストが抑えられます。
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